IT企業で働き始める人に意識しておいて欲しい、リテラシーの話。


今回は、新卒や、完全未経験の人向けの内容です。これから社内にも新人さんが結構来るので、ちょっとまとめておこうかと思います。

これからWEB会社を始めとするIT企業で働き始めるよ、っていう人に意識しておいてほしいこと、ずばり!パソコンのリテラシーのお話。

新卒・未経験でWEB会社で働き始めた頃、最初に指示されたのが、自分で使うパソコンの組み立てでした。

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「その辺にある古いPCのパーツ組み合わせて自分でパソコン組んで使いな、足りないのは買ってきていいから」

はい!・・・って、できるかー!!ってなったのを覚えています。

さすがにそういう会社は今時多く無いと思いますが、これから毎日パソコンを使って仕事をするのですから、パソコンはあなたの相棒です!
そういう意味ではやはり、ある程度のリテラシーは必要です。

エンジニアやデザイナーではない、総合職・一般職の方、事務仕事が中心の方も同じです!というか、IT企業でなくても、一日中パソコンを使って仕事をするような人ならすべて同じです!

マザーボード、CPU、メモリ、グラフィックボード、HDD、SSD…etc、パソコンがどういう仕組みで動いているかくらいは、なんとなくわかっていた方がいいです。パソコンの不調やスペック不足に気づかずに、足を引っ張られるのは時間の無駄です。

OSって何?ブラウザって何?拡張子ってどういうこと?プリンターにつながらないけどどうしたらいいの?え?ドライバー?キャプチャってどうやって取るの?ドメイン?サーバー?フォントのインストール?なんだかよくわからないことだらけ!さすがにそれくらいわかるだろ・・・と言いたいところですが、学校でレポート書いたり、ちょっとネットでYoutube見たりするくらいしか、パソコン触ってこなかったよーっていう、方の中には、きっとそれくらいのリテラシーの方もいると思います。

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うちの宇田川さんはそんな感じでした。挙句、リテラシーって何?って言われました。

そんなあなたへ。わからない単語が出てきたら、まずは調べましょう。大丈夫です。あなたにはGoogle先生がついてます。わからないことを放っておくといつまで経っても素人から抜けだせません!わからなかったら誰かに聞きましょう!

ここからはもうちょっと具体的に、意識しておいてほしいこと、知っておいてほしいことをまとめておきます。

ブラインドタッチ

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大げさではなく、基本中の基本中の基本です。自分も前職の会社で働き始めた時は、ブラインドタッチができてなくて、先輩にめちゃくちゃ馬鹿にされました。

キーボードを見ながら打つ癖が抜けないと、いつまで経ってもできるようになりません。実際、もう何年もパソコンを使ってきているのに、ブラインドタッチができない、って言う人、結構います。

打ち終わってディスプレイを見直した段階でようやく打ち間違いに気づいて、トントントントンと軽快にバックスペース。ちょっとしたことだと思うかもしれませんが、一日中こんな感じだったとしたら、本当に時間がもったいないです!あとはアルファベットを打とうとして、日本語で打ちこんでしまった上に、それを消して打ちなおしてたりする人。F10押したら半角になるんだよ!

とにかく普段から見ないで打つようにしていれば、ブラインドタッチくらい必ずできるようになります。毎日毎日キーボードには触ってるんですから。意識の問題です。

新卒の頃なんかは、ちょっとした仕事の息抜きによく、「寿司打」なんかをやっていました。

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タイピング速度で言えば、文字変換の精度も重要です。Windows標準のIMEに比べるとGoogle日本語入力の方が精度が高いと思います。IMEって何?って人。早速ググッてください。

営業マンなど、よく使う文面や言い回しを大量にIMEに辞書登録をしている人も結構います。「お」と打てば、「お世話になっております。クーネルワークの谷です。」が呼び出されるようにしておくような感じです。IT企業の営業マンは結構こういうことをしている人が多いです。

タイピングとは少し違いますが、マウスにこだわる人も結構多いです。単純な握りやすさだけでなく、さまざまなショートカットを割り当てられるマウスを使っていたり、スクロールやポインターの速度をやたら早くカスタマイズしている人なんかもいます。毎日かなりの頻度で触るものですから、こういった細かいところの影響が一日の中で見ると結構大きいんです。

ショートカットキー

ショートカット。これも超基本。Ctrl+C、Ctrl+Vくらいは使ってるって人はたくさんいると思いますが、まだまだたくさんあるんですよ!

マウスでやれるんだからいいじゃんって言う人。甘いです。激甘です。ショートカットキーを使いこなせるようになると、事務作業のスピードが飛躍的に変わります。本当です。

ショートカットキーの種類はとにかくたくさんありますが、特に画面の切り替えなどのウィンドウまわりのものから覚えると良いと思います。普段からいろんなソフトやフォルダを立ち上げて仕事をすることになるので。

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Windowsの場合。

Win+D デスクトップを表示。もう一度押すと戻る。
Win+Home 作業しているウィンドウ以外を最小化。
Alt+Tab アプリケーションを切り替える。
Ctrl+Tab ブラウザのタブなどアプリケーション内のタブを切り替える。
Win+E フォルダのエクスプローラーを起動。
Ctrl+T 新しいタブを開く。
Ctrl+W ウィンドウ・タブを閉じる。
Win+↑ アプリのウィンドウを最大化。
Win+← アプリのウィンドウを左半分に移動(→なら右に)
Win+Shift+← マルチモニタで、アプリのウィンドウを左のモニタに移動(→なら右に)

参考に。
Windowsの操作が快適になるショートカットキーを覚えよう

まだまだたくさんあるので、調べてみてください。

ブラウザやエディタ、Excelなどのオフィスソフト、Photoshopなど、各ソフト毎に、またそれぞれのショートカットキーがあります。Excelなんかはショートカットキーだけでほとんどの操作ができます。マウス要りません。よく使うソフトのショートカットキーは特に、一度ざっと調べてみて、使えそうなものはどこかに控えておくなどしておくと良いと思います。

また、頻繁に行う作業に関しては、それを実現するショートカットキーが無いかを調べる癖をつけると良いと思います。これも意識しないといつまで経っても覚えません。

ファイルやサイトへのアクセス

日々色々なソフトや、色々なサイトを立ち上げる機会があると思いますが、いちいちデスクトップにショートカットを作ったり、ブラウザのお気に入りから開いたりしている人。それ自体は悪いことではないかもしれませんが、もっと素早く立ち上げる方法があります。

ソフトの起動で言えば、Windows10だと画面下部のツールバーの一番左側にCortanaという入力欄があると思います。Win+Sのショートカットでフォーカスできるので、そこにソフトの名前を入れます。たとえばPowerPointを立ち上げたい時、「po」あたりまで打てば、PowerPointが一番上に表示された状態になると思います。その状態でEnterを押せば立ち上がります。マウスの操作は必要ありません。

Win+S → poと入力 → Enterです。

cortanaさんです。

cortanaさんです。

ブラウザで、特定のサイトへアクセスしたい時には、「Alt+D」のショートカットでアドレスバーにフォーカスしてURLの一部を入力して移動します。たとえば、クーネルワークのWEBサイトであれば、「cune…」あたりまで打ち込めばリスト表示されるのではないかと思います。その状態でEnterで移動します。ブラウザにはサイトの閲覧履歴が残っているので、そこから呼び出されます。

Alt+D → cunel…と入力 → Enterです。

アドレスバー

アドレスバー

このあたりの操作がぱっとできれば、いちいちデスクトップにショートカットを作ったり、ブラウザのお気に入りに保存したりという必要がなくなり、すっきりします。本当によく使うソフトやサイトに関しては、ショートカットなどを作っておいても良いと思いますが、だんだん増えてごちゃごちゃしてくるものなので、あまりおすすめしません。いちいちマウスを触らなくても良いのが大きなメリットです。

ちなみにブラウザにもよりますが、Ctrl+K、もしくはCtrl+Eで、検索ボックスにフォーカスできます。

あとは、Ctrlキーを押しながらクリックすると別のタブで開けます。この辺りも知らない人が結構います。

ブラウザのアドオン

ん?ブラウザって何?って人もいると思います。インターネットをするときに使うソフトのことです。
InternetExplorer、Google chrome、Mozilla Firefox、Safari、Operaなど、結構色々あるんです。
世界的なシェアでいうと、chromeがついにIEを抜いて独走しています。

WebブラウザシェアランキングTOP10[日本国内・世界]

browser

個人的にはFirefoxの一択です。WEB制作者にはFirefoxが多いと思います。
chromeは軽快さが売りですけど、WindowsのノートPCでマルチモニターとか使ってるとスケールの問題で文字や画像がぼやけてしまうのが気になったり、chrome独自のバグなんかも目立つ印象があるのであんまり好きになれないです。Firefoxの方が成熟してる感じがします。

FirefoxやChromeには、「アドオン」というものがあり、好きな機能を自由に追加できます。chromeでは「拡張機能」と呼ばれます。便利なアドオンがたくさん用意されていて、自分に必要な物を追加して自由にカスマイズできます。これを使わない手はありません。

Firefoxのアドオン検索
chromeの拡張機能検索

よく使われるFirefoxのアドオンをいくつかあげておきますので、参考に。入れすぎると重くなることがあるので、入れてみて、要らないものはさっさと消すのがポイントです。

Fireshot
WEBページ全体のキャプチャ、ページの表示範囲のみのキャプチャ、一部を選択してのキャプチャが取れます。

FireGestures
マウスを右クリックした状態で、線を描くように様々な操作を実行できます。
左に線を引くと「前のページに戻る」、右に線を引くと「次のページに戻る」、左に引いてそのまま上に線を引くと「ページの上部へ」、左に引いてそのまま下に線を引くと「ページの下部へ」といった具合です。まだまだたくさんあります。細かくカスタマイズもできるので、非常に便利です。

Keybinder
ショートカットキーを自由にカスタマイズできるアドオン。よく使う操作などを割り当ててカスタマイズして使うことなどができます。

User Agent Switcher
ユーザーエージェントを切り替えて、スマホサイトの表示を確認するときなどに使います。ユーザーエージェントって?って言う方はとりあえずググる!

ツリー型タブ
タブ表示をサイドに持ってくることができます。最近のモニターは横長のワイドの形になっているので、タブのリストをサイドに持ってくることで、高さを広く使えます。

ColorZilla
スポイトツールで、ブラウザで表示されているもののカラーコードを取得できる。制作者向け。

Firebug
Web ページの CSS、HTML、及び JavaScript をリアルタイムに編集、デバッグ、またはモニタすることが出来る開発ツール。制作者向け。

FireFTP
ブラウザ上で使えるFTPクライアント。便利です。これも制作者向け。

まだまだたくさんありますので、便利そうなものはどんどん取り入れてみてください。

参考サイト
Firefoxを9年使っているけど今使っているアドオン46個まとめ
【2016年版】Firefoxをもっと快適に!人気のおすすめアドオン・拡張機能まとめ
絶対入れたいFirefoxアドオン最強50選

パスワードの管理

新しい職場などに入ると、いろんなサイトやツールのIDやパスワードを教えて貰う機会があると思います。あとで、「あれ?このパスワードなんだったっけ?」ってことのないように、しっかり管理してください。エクセルなどで管理する人もいますが、専用のソフトやツールもあるので、使いやすいもので管理してください。

一般的なものはWindowsでいうと、「ID Manager」あたりでしょうか。シンプルですが、これで十分です。

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ファイルの拡張子や、隠しファイルを表示しておく

キャプチャ

拡張子などが表示されない状態でPCを使っている人がいますが、何がなんだかわからなくなるので、拡張子は表示しておきましょう。エクスプローラーの「表示」タブにある、拡張子や隠しファイルを表示のオプションはチェックしておいてください。

ウィルスソフトは必ず入れる

キャプチャ

ウィルスソフトがきちんとインストールされていること、常に最新版になっていることは、きちんと確認しておきましょう。
会社で用意されているセキュリティソフトがあればそれを使えばいいですが、無ければavastの無料プランを入れておけばOKです。十分です。

今日のまとめ

自分も初めてWEB会社で働き始めたころはわからないこと、知らないことだらけでした。

大事なのは、わからない単語や、知らない内容が出てきた時に、自分で調べるなり、人に聞くなりして、わからないことをそのままにしないことです。あとは、ちょっとした作業の効率をどれだけ上げられるかを常に意識して、自分から積極的に情報収集することも必要です。困ったときはGoogle先生がいます。頑張ってください。

ではまた。