脱サラして合計3ヶ月が経ったので、前回の「脱サラして2ヵ月が経つので今の心境を書いておこう」に引き続いて記事を書いていきたいと思います。
ぼちぼち仕事の声がかかるようになってきたなーと思っていたら、急に色んな人からお声がかかるようになり、ブログの更新が後手後手になってしまいました。日によっては寝る間もないくらい忙しいときもあって、嬉しい悲鳴をあげています。
脱サラして3ヶ月が経った今の仕事の状況
現在は前職に比べて確実に仕事の量は増えました。はっきり言って仕事ばっかりしているのですが、ふしぎと身体的にも精神的にも調子がいいです。出勤がなくなって外出する機会が減ったので、風邪もひかなくなりました。
「仕事ばっかりしている」と言っておきながら、実はあまり仕事をしている感覚はありません。作りたいものを作って、勉強したいことを勉強して、作ってほしいと頼まれたものを作っていると一日が終わります。一日中趣味に没頭している感じです。小さいとき、好きなことに我を忘れて熱中した経験が誰にでもあると思いますが、そんな感じです。仕事と趣味が一致したのかもしれません。
ただ、純粋な趣味ではなく、これが仕事であるということはとても素敵なことだなと思います。
例えば、単なる趣味でやっているとどうしても「自分が興味のあること」に知識が偏ってしまいますが、仕事となると興味がないことでも引き受けた以上はクリアしなければなりませんよね。興味はないんだけど、やっとこさっとこクリアしてみると、妙な達成感があったり、今まで興味こそなかったもののおもしろい物事に出会えたりします。おまけにお金ももらえる。
独立するとお金は固定給ではなく完全成果報酬となります。大学生のアルバイト時代も会社員時代も、基本的には「何を為したか」ではなく「何時間仕事をしたか」でお金をもらっていましたが、今は自分がやった仕事そのものでお金をもらいます。
自分が為したことに対してお金をもらい、どれだけがんばったかが数値として見られるのはおもしろいです。もちろん割に合わない案件もあれば、結果的に「こんなにもらっていいの?」と思う案件もありますが、「ああ、これだけがんばったんだな」というのがリアルに感じられます。これは今まで味わったことのないものです。
一般的なサラリーマンが一生で稼ぐ分を遥かに凌ぐお金を稼いでも、まだバリバリ仕事し続ける超大金持ちっていますよね。「そんなに稼いでどうするの?」とか「もう働かなくてもいいんじゃないの?」と思っていましたが、今はなんとなく気持ちがわかるような気がします。
お金に対する考え方の変化
不思議なことに「個人的なお金」があまり欲しいと思わなくなりました。もちろん人並みに収入を得て、一人前に家族をちゃんと養えるようにはなりたいですが、個人的には特に欲しいものがありません。趣味でギターをやるので、ギター一本だけまともなのが欲しいな、と思うくらいです。
勤め人だったときは給料を人と比較したり、貯金がいくらだとかを気にして「お金がない」と嘆くことも少なくありませんでしたが、今はそれよりも会社を作り、会社を大きくして、できることの数や規模が大きくなることのほうが魅力的だと感じるようになってきています。
なんだか経営者らしい思考になってきたかもしれません!これからもがんばります!