
【概要】 山形県寒河江市で無農薬・有機栽培による野菜作りを行う「大泉やさい園」様の、新規ロゴマークおよびリーフレット制作プロジェクト。
【課題と解決】 ターゲットである子育て世代の女性が抱く「安全な野菜を選びたいが、自分で見極める自信がない」というインサイトに着目。東日本大震災を機に管理栄養士から農家へ転身した代表の「専門知識に基づく土壌管理」を最大の武器とし、「管理されたやさしさ」という独自コンセプトを立案。その価値を六大栄養素をモチーフにしたロゴと、直感的な安心感を伝えるリーフレットで表現しました。
【成果】 ただの「無農薬」にとどまらない、栄養のプロが土壌から徹底管理する「食べる処方箋」としてのブランド価値を確立。お客様が迷わず選べる、信頼性の高いコミュニケーションツールが完成しました。
DATA
| クライアント | 大泉やさい園 様 |
|---|---|
| 制作内容 | |
| 業種 | |
| エリア |
CREATIVE
担当者コメント
山形県寒河江市に拠点を置く大泉やさい園様よりご依頼いただき、農園の顔となるロゴデザインおよび販促用リーフレットの制作を担当いたしました。
大泉やさい園様は、東日本大震災での食糧支援の経験を原点に、管理栄養士から農家へと転身された代表が営む農園です。「安全で豊かな食材がなければ栄養管理は成り立たない」という強い使命感のもと、長年の勘や自然任せにするのではなく、栄養学の知識とシステマチックな観察力を駆使した無農薬・有機栽培を実践。化学肥料を使わず、えぐみや苦みを抑えたミネラル豊富で本当に美味しい「食べる処方箋」のような野菜を、全国の食卓へお届けされています。
ロゴ・リーフレット制作のポイント
● 「六大栄養素」と「家族の笑顔」を象徴するロゴデザイン
上から見た野菜を抽象化したシンボルマークは、調和の取れた「六大栄養素」を表現しています。ベースカラーには赤やピンク、オレンジといった温かでまとまりのある配色を採用し、野菜の力強い生命力と、食卓を囲むご家族の明るい笑顔を視覚化しました。
●大地とブレない責任感を表すタイポグラフィ
ロゴのシンボルを根底で支える農園名の文字には、健やかな土壌と生産者としての強い責任感を象徴する「濃いグリーン」を使用。専門家としての安心感と信頼感を直感的に与える配色設計を行っています。
●専門家の視点(管理されたやさしさ)を伝えるリーフレット
日々の献立づくりに忙しい子育て世代の女性へ向けて、小難しい知識を押し付けるのではなく、「管理栄養士というプロが管理しているから安心」と直感的に伝わる構成を意識しました。農園の独自コンセプトを丁寧に言語化し、商品に同梱してリピーター育成にも活用できる温かみのあるツールに仕上げています。
CREATIVE STRATEGY:クリエイティブ戦略
[課題:Before]
ターゲットである子育て世代の女性は、「家族に安全なものを食べさせたい」と願う一方で、「普通の野菜と無農薬野菜の違いや、価格差の価値が正直わからない」「自分で本当に良い野菜を見極める自信がない」という本音(インサイト)を抱えていました。毎日の献立づくりに忙殺される中で、「迷わず、間違いのない選択」ができる明確な理由と基準が求められていました。
[施策:Action]
大泉やさい園様の最大の武器である「管理栄養士×生産者」という価値にフォーカスし、「無農薬=自然任せ」という一般的なイメージを覆すアプローチを図りました。プロのロジカルな観察力と土壌管理による「管理されたやさしさ」というコンセプトを立案。このコンセプトを軸に、栄養のプロが畑に立つ「食べる処方箋」としての信頼感を、ロゴマークとリーフレットのトーン&マナーへ一貫して落とし込みました。
[結果:After]
「プロが目利きし、徹底して管理してくれている」という圧倒的な安心感が、視覚とストーリーの両面から伝わるブランドツールが完成しました。ターゲットが「ここなら間違いない」と直感的に選びやすくなり、高付加価値な無農薬・有機栽培野菜の魅力を適正に伝え、納得して購入していただくための強固なコミュニケーション基盤が整いました。
大泉やさい園様、この度はブランドの要となるロゴおよびリーフレット制作をお任せいただき、誠にありがとうございました。
東日本大震災の原体験から「食の根本から支える」と決意され、農家という道を歩み始めた代表の熱い使命感に、私たちも深く心を動かされました。管理栄養士ならではの「徹底して管理されたやさしさ」が詰まったお野菜が、迷いや不安を抱える多くのお母様方の助けとなり、全国の食卓に笑顔を咲かせることを心より応援しております。













