DATA
クライアント | 学校法人舟陵学園 小千谷幼稚園 様 |
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サイトURL | https://ojiya-kindergarten.ac.jp/ |
制作内容 | |
業種 | |
エリア |
CREATIVE
リニューアルの背景
園の方針に共感し選ばれる幼稚園になりたいというご要望から、全面的なリニューアルを行いました。
ブランディングについて
幼児期にしか経験することのできない、「遊び」を中心とした教育課程に重きをおき、子どもたちが自ら学びに向かう姿勢を育むこと、創造力や発想力を伸ばし、変化のなかにあっても主体的に学んでいける力の基礎を育むこと、小千谷幼稚園の2つの教育方針を「子供たちの顔」をモチーフとしたマークと「えらび、あそび、まなび、そだつ」というキャッチコピーに落とし込みました。
ロゴマークについて
子供たちが健やかに育つことが小千谷幼稚園の目標であるため、主役である「園児の顔」をマーク化しました。マークは園児のペルソナであり、御神木から生まれた木の妖精であると設定しました。
頭は、松ぼっくりをモチーフとしたデザインで、あえて性別は決めていません。表情はわかりやすい笑顔ではなく、無理をしないほほえみ、自然体で健やかな印象になるよう調整しました。
対外的には、保護者のお子様が笑顔で通園できるようなイメージを訴求します。対内的には保育者の目標にも捉えられるロゴマークになっています。
Webデザインについて
幼稚園というとかわいらしく、やわらかいイメージのデザインで表現されていることが多いのですが、小千谷幼稚園様は教育方針である「自立した学び手を育む幼稚園」という部分をメインに表現するため、全体のカラーはロゴに合わせ引き締まった印象でまとめています。
ただあまりカッチリしすぎると堅苦しく敷居が高く感じてしまうため、写真の形やイラストはやわらかい雰囲気にすることで、知的さとやわらかさのバランスを取りました。
さらにこれまでのイメージを一新し「新しい小千谷幼稚園」を広く知っていただけるように、今回リニューアルしたロゴにもなっているキャラクターをページ内の随所に配置しております。
また、小千谷幼稚園様は数年前に園舎をフルリニューアルしており、明るく開放感のある幼稚園であることを伝えるため、施設紹介ページではスライダーで写真を表示しているほか、園内MAPにて場所と写真が一度にわかるように表示しています。
パンフレットデザインについて
Webで情報をたっぷりと載せているので、パンフレットの使用用途としては、相談会に来てくれた保護者様へのお土産、公共施設のパンフレット置き場での看板的な役割として製作しました。
「小千谷保育園に通ったら、お子様にとって素敵な体験になる」といったイメージを喚起できるアイテムに仕上げることが目標でした。
「一人ひとりが、物語の主人公。」という既存のキャッチコピーに合わせ、絵本のようなテイストで、たくさんの分岐点がある道をデザインの要素として使用、園児さんたちには園の生活のなかで、たくさん選択し、発見し、それぞれのゴールを目指して欲しいという園の思いを視覚的に伝えられる構成です。
絵本がコンセプトですので、ゴールにはそれぞれの「青い鳥」と出会えるような物語となっています。紙だからこその遊び心を入れて、開いたときにイラストの道がページを跨いで繋がるようなギミックを採用しています。
小千谷幼稚園様、この度はご依頼誠にありがとうございました。
今後とも、株式会社クーネルワークへのご支援・ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
Webデザイン:阿部 美咲
グラフィックデザイン:大津 裕子