最近、クッキングパパに似てきたと社長に言われました。ディレクターのTatsuyaです。
比較的料理はできるほうですし、1児の父ではあるのですが、とくにアゴが出てるわけではないです。
最近、エラ周りの肉が付いてきて、顔と首の境目がなくなりそうなぐらいです。
・・・あ、そのことかな。
そんなクッキングパパ私も、入社してから今月で丸2年が経ちます。
Web業界ド素人で入社して、周りに心配されましたが、おかげさまでディレクターとして、そこそこ経験値を積めて来れたと思っています。
さらに最近、直請けのホームページ制作のお問い合わせが増えてきており、さらなる知識・経験が必要だと感じています。
電話対応あるある
日々、お問い合わせをいただくときに、よく聞く言葉があります。
「ホームページの見た目が古くなったから変えたい。」
なるほど。確かに、最近のデザインっぽくないホームページかもしれないですね。
しかしそれだけが本当に理由なんでしょうか?
車に例えてみましょう。(実は前職は某カーディーラーです。)
見た目が古い車に乗っており、新しい車にしたいという方がいたとして、どんな車をおすすめすればいいでしょうか?
ただ新しい、最新モデルの車をおすすめすればいいでしょうか?
・小回りが効かないから、コンパクトカーに替えたい。
・家族いろんな人が乗るから、安全機能がついた車がいい。
・会社役員になったから、高級車を持ちたい。
どんな車を勧めればよいかは、今の車の状態や日々の使い方をヒアリングする必要があります。
ホームページも同じだと思ってます。
・スマートフォンに対応してないからレスポンシブ対応させたい。
・社員みんなが簡単に更新できるサイトにしたい。
・会社イメージ向上のために、サイトデザインを一新したい。
リニューアルの目的が明確でないと、制作会社はもちろん、依頼される側(お客様)もどうしたらよいか分からず、本来の目的を見失ってしまう可能性があります。
そこで今回は、「ホームページをリニューアルする目的をはっきりさせる」をテーマに、どんな点に着目してサイトリニューアルを考えればよいかを挙げてみたいと思います。
あなたのウェブページはモバイルフレンドリーですか?
ホームページリニューアルの目的として、最も多いのが「スマートフォンに対応させたい」です。
スマートフォン実機で見るのが早いですが、PCでも確認するツールがあります。
天下のGoogle様の公式ツールです。
URLを入力して「テストを実行」を押すだけ!
少し時間はかかりますが、しばらく待つと結果が表示されます。
このページはモバイルフレンドリーではありません
このページは、モバイル端末では使いにくい可能性があります
と表示された方(企業様)。今すぐホームページリニューアルをお考えください。
モバイルフレンドリーじゃないですがなにか問題でも?
「モバイル ファースト インデックス(MFI)」をご存知でしょうか。
簡潔に言いますと、Googleの検索順位に関わる評価は、これまでのPCサイトではなく、スマートフォン(モバイル)用サイトを優先する、ということです。すなわち、モバイルフレンドリー対策を疎かにしてしまうと、検索順位の低下につながってしまいます。
いまや、スマートフォンからのサイトアクセスは当たり前。「うちは主にBtoBだからPCサイトだけあればいいよ」という企業様、お考え直しください。
何ページあるか知っていますか?
ホームページ全体で何ページあるかを調べます。トップページからひたすらクリックして調べるのは大変です。
そんなときは、「site:」をお試しください。
使い方は簡単。トップページのURLの頭に「site:」をつけて検索するだけ。

例:site:https://cunelwork.co.jp 375件(執筆時点)
これは、Googleにインデックスされているページの数を表します。
もし、把握しているページ数と大きく異なっている場合は要注意です。
多すぎる場合
画像やPDFファイルといった、本来ページとして扱わないコンテンツがインデックスされている可能性があります。また、リニューアルを繰り返している場合、過去のページがインデックスされたままの可能性があります。(サーバー上に残っているかもしれません。)
少なすぎる場合
本来インデックスされるべきページが、インデックスされていない可能性があります。お知らせやブログ、コラムの投稿をしているのにコンテンツとして扱われていないのは悲しすぎます。
いずれにしても、sitemap.xml の設定を見直しましょう。sitemapの説明は割愛しますが、SEO対策するときには、避けて通れません。
肥大化したコンテンツを整理したい。SEOに有利なサイト構成にしたいと思った方。思い立ったが吉日。今すぐリニューアルをお考えください。
意外と急務! Flashは2020年に無くなる!
トップページにFlashアニメーションを使ったサイトはまだ多いです。
ブラウザによってはプラグインが必要で、デフォルトでは

一世を風靡したFlashの悲しい末路
こんな表示になる場合があります。
なんとFlashは2020年末にサポートが終了してしまいます。
あと2年余り猶予はありますが、上記のような表示をいつまでも続けてしまっては、サイトイメージの低下につながります・・・。
現在ではFlashの代わりに、主にJavaScriptを使用してアニメーションを実装しています。
動きのあるサイトや、一風変わったデザインにして、ブランドイメージや企業イメージを向上させることも可能です。
安い買い物じゃないから
ホームページを車に例えましたが、
「定期的に変える必要のある、そこそこ金額のするモノ」という点ではほぼ一緒だと思います。
車を買うとき、慎重に吟味しますよね?
自分の要望を満たす車に出会えるかは、まず自分の要望をはっきりさせる必要があります。
ホームページも安い買い物ではありませんし、一度リニューアルしたらしばらく変えるものではありません。
現在のホームページの問題点、リニューアル後の要望を明確にし、悔いの無いホームページリニューアルをしましょう!