みなさんこんにちは。
乳飲料がだいたい似合う、ディレクターのTatsuyaです。
先日、30歳になりました。
三十路です。 おっさんです。 ありがとうございます。
20歳を迎えたときは、とても印象に残っていますね。
当時の脳内BGMは
YUI / Thank you My teens
でした。
いやー若かったですね。 いま振り返るとちょっと痛いですね。 本当にありがとうございます。
30歳を迎えたいま、何も印象に残りそうなことは正直ありません。
そんな脳内BGMは
ケツメイシ / 三十路ボンバイエ
これでいいんです。現実を受け入れましょう。
さて、近況報告はこれぐらいにして、今日取り上げるのは「どこでもカラーミー」です。
ドラ◯もんの秘密道具のうちのひとつだとかそうじゃないとか。
どこでもカラーミーとは?
どこでもカラーミーとは、カラーミーショップが提供する、「どこでも、カートボタンを設置できるよ!」っていう機能です。(雑)

カートボタンの設置イメージ
カラーミーショップで商品を登録し、「「どこでもカラーミー(カートJS)」用タグを発行」して表示されるJavaScriptのコードを、自分のサイトに設置するだけで、簡単にECサイトを作ることができます。

カラーミーショップのこの部分で発行できます
詳しくは公式マニュアルをご覧ください(雑)
どこでもカラーミー – カラーミーショップ ネットショップ運営サービス
https://shop-pro.jp/func/cartjs/
WordPressで自社サイトを運用し、そのコンテンツの一部として、オンラインストアを立ち上げることが可能です。
実施の運用方法としては、前述の「どこでもカラーミー(カートJS)」用タグ」を投稿の編集画面のエディタに貼り付け、カートボタンを設置する、といった流れです。

各項目の表示非表示を選択して、JSコードをコピーするだけ!
どこでもカラーミーを使うメリット
1.ECサイトを簡単につくることができる
ネットでモノを買うことが当たり前になったいま、ECサイト(通販サイト)を作りたい!といった需要が非常に増えています。
事実、弊社にもたくさんのお問い合わせを戴いております。
本来であれば、ECサイトをゼロから作る(EC機能の開発も含めて、ゼロから構築する)には相当な時間と費用がかかります。
1000万円は下らない、といった話もよく聞きます。
しかし今では、カラーミーショップをはじめ、MakeShopやBASEといった、EC系のASPのサービスが幅広く提供されています。
最近は、ヤマト運輸グループの「らくうるカート」といったものも提供され始めました。
これらのサービスは、EC機能をサービス側が用意してくれるので、あとは手順どおりに商品登録や、配送方法・支払い方法などを設定するだけで、自分だけのECサイトが簡単に作れます。
2.オリジナルデザインのECサイトができる
前節1.は「EC系ASPのメリット」であり、「どこでもカラーミー」のメリットではありません。
どこでもカラーミーを使わずとも、ECサイトは作れます。
でもせっかく自分のサイトを作るなら、デザインにもこだわりたいですよね?
各ASPはデザインのテンプレートが用意されており、オリジナルのロゴを載せることも、テーマカラーを変更することで、好みのデザインにすることも可能です。
さらに、HTMLやCSSの知識があれば、より柔軟にデザインを変更することができます。
デザインにもこだわって、自慢のECサイトを作り上げましょう!
3.SEOに強いECサイトができる
前節2.は「EC系ASPのメリット」であり、「どこでもカラーミー」のメリットではありません。(2回目)
デザインが変更できるなら、どこでもカラーミーじゃなくてもいいのでは?
とお思いのあなた。肝心な部分を忘れています!
「ECサイトは作って終わりじゃない」ということ!!
ECサイトを作って、デザインにもこだわって、満を持してオープンしても、世間に認知されなければ、閲覧もされないどころか、購入さえしてもらえません。
当たり前ですよね。
人通りの少ない路地裏に、どれだけオシャレなお店をオープンしても、宣伝をしなければ来店は見込めません。
すなわち、Webの世界では、SEO対策が必須です。
各種ASPの設定には、SEO対策も用意されています。
しかし、設定できる項目は、titleタグやdescriptionの設定にとどまり、細かい内部SEO設定ができるとは言い難いと思います。

SEO対策、一応できる
一方、どこでもカラーミーを使用して、WordPressで作ったサイトに、カートボタンを設置してみましょう。
サイトとしては、あくまでもWordPressサイトなので、WordPressで行えるSEO対策の恩恵を受けることができます。
WordPressサイト自体、SEO評価に強いと言われていますし、プラグイン(YoastSEO や All in One SEO)を使った内部SEO、継続的な情報配信(お知らせ、ブログ、コラムの配信)による外部SEO、あらゆるSEO対策が行えます。
どこでもカラーミーの最大のメリットは、カート機能をWordPressに組み込める、の一言に尽きます。
どこでもカラーミーの注意点
こんなに便利そうなどこでもカラーミーも、万能では無いんですね。
私がが実際に悩まされた事例を紹介しましょう。
複数SKUのとき、価格が変動しない
たとえばの話をしたほうがわかりやすいです。
商品「クーネルワークTシャツ」があるとします。
カラーバリエーションは赤、緑、青
サイズ展開はS、M、L
としましょう。
掛け合わせて全部で9個のSKU。
「クーネルワークTシャツ」というページの中に、「カートに入れるボタン」があり、その付近に
[カラー: ] や [サイズ: ]といったプルダウンがありますよね。
どこでもカラーミーでも表示されます。

複数SKUのプルダウン表示
しかしそれぞれのSKUの価格が異なる場合、カラーやサイズを変更しても、販売価格が変動しません。
つまり、価格が異なるSKUをもつ商品は1つの商品登録だけではまかなえず、
「クーネルワークTシャツ 赤・S」
「クーネルワークTシャツ 赤・M」
「クーネルワークTシャツ 赤・L」
「クーネルワークTシャツ 緑・S」
「クーネルワークTシャツ 緑・M」
「クーネルワークTシャツ 緑・L」
「クーネルワークTシャツ 青・S」
「クーネルワークTシャツ 青・M」
「クーネルワークTシャツ 青・L」
SKUに代わる全部で9つの商品を作り、それぞれのJSを発行しなければなりません。
少々、面倒です・・・。
特に商品数やバリエーションが多くなると煩雑になり、ミスも発生しやすくなります。
カラーミーショップ本体のサイトに迷いこんでしまう
WordPressにカートを設置し、訪問者が商品をカートに入れた後、カートの商品名をクリックすると、カラーミーショップ本体の商品ページに遷移します。
本来見せたくないカラーミーショップのサイトにたどりついてしまい、訪問者が迷ってしまいます。
弊社で構築した案件でも、そこがネックでした。
・・・調べてみるといらっしゃいました。同じ悩めるお方が。
カラーミーのどこでもカラミー設置したときに、買い物カゴを見るボタン設置の時の戻り先がおかしい場合の対処方法 | HIROCREATE
半ば力技ですが、すべてのページのheaderにmetaタグを仕込み、WordPressサイトにリダイレクトさせる方法です。
ぜひお試しください。
EC機能は、用途によって使い分けを
先述したように、どこでもカラーミーでは、SKUの価格変動が適用されず、あまりにも商品数が多いと管理も大変になってきます。
その場合は、WordPressと同じ管理画面でECサイトの運用管理ができる、Welcart(プラグイン)での構築も選択肢になります。
弊社サービス「新潟直送計画」もWordPress+Welcartを鬼カスタマイズして作られています。
ASP系は開発コストの低さがメリットである一方、サイトの管理と別になり、運用が煩雑になりやすいデメリットがあります。
Welcartは管理のしやすさもありますが、細かい仕様(配送設定や支払い方法の設定等)に柔軟にできない場合があるなど、それぞれ一長一短です。
本当に仕様を100%叶えられるECサイトを作ろうとすると、はじめに触れたとおり、1000万円級の開発コストがかかってしまいます。
ECサイトを作りたいと思ったときは、あらゆる想定をした上で、適切なECパッケージを選びましょう。
ECサイト制作はクーネルワークにおまかせください!
クーネルワークは、カラーミーショップの公認パートナーです。
どこでもカラーミーを使用したSEOに強いECサイト制作をご検討の方は、ぜひお問い合わせください。
最後に
クーネルワークがインスタグラムを始めたそうです。
https://www.instagram.com/cunelwork/
Bikkleを持っているのが私です。
社長の差し入れです。
乳飲料(主にヤクルト系、バナナオレ)が似合うそうです。
カルシウムを採って大きくなれって?
やかましいわ!