私達は会社として、何を目指すのか。小針の不夜城より。

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新潟で採用活動をしている中で、

「うちの会社は忙しいよ。
みんなガンガン仕事してるからついていくの大変だと思うよ」

そんな話をした時に、ものすごく引かれることがあります。
そんなに?ってくらい。

ちょっとそのあたりの話をしたいと思います。

新潟の起業率。全国で46位。

Forbes JAPAN 15.4月号に掲載の『地方からの逆襲!47都道府県起業率ランキング』を見ると、新潟県の起業率はなんと47都道府県中46位。

→地方からの逆襲!47都道府県起業率ランキング | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

起業率とは、以下の数式で算出したものです。

当該年度に雇用が新規に成立した事業所数÷前年度末の適用事業所数×100%

ここからも分かる通り、新潟は歴史ある優良企業はたくさんあるのですが、新しい会社、若い会社がとても少ない土地柄。

新潟県としても、起業家育成には非常に力を入れていて、創業助成金なども手厚いですし、ベンチャー企業の誘致なども積極的に行っているようですが、なかなか結果が伴わないようです。

歴史ある優良企業が多い、という意味では、すでに事業基盤がしっかりとできている会社が多い、ということで。

保守的ではあるけど、とても健全で安定していて、離職率も低い、「ホワイト企業」がとっても多い印象があります。

新潟の一般的なお父さん像

独立してしばらく、塾でアルバイトをしていたのですが、塾の送り迎えにくるお父さん達のまぁ多いことに驚きました。

新潟ではほとんどの人が車で通勤するのですが、その帰宅ラッシュ(新潟バイパスの渋滞)が18時前後に集中しているのにも大変驚きました。

新潟には農家さんとか家業を継いでいるような人も多いし、公務員や、地方銀行、歴史ある大手メーカーなどのホワイト企業で働くお父さん達が多いので、平日の夕飯時にお父さんが普通にいて家でしっぽり晩酌、という家庭が多数派のように感じます。※偏見や先入観だったらすいません。

逆に自分が東京で見てきたサラリーマン達はもっと夜遅くまで働いてるのが普通でした。

自分の父親もサラリーマンですが、終電近くまで仕事をしていたり、仕事終わりに飲みに行ってたりと、帰ってくるのはほとんど深夜だったように思います。

自分の同級生などを見ても、大手の商社やデベロッパー、広告代理店、コンサルティング会社…etcと、多くのエリートサラリーマン達がいますが、皆ずいぶん忙しそうに働いているように思えます。

その感覚からすると、「新潟のお父さんたち、もうちょっと頑張れ!」ってどうしても思ってしまいます。

そしてそれを当たり前の働き方として見てきた若い世代からすると、ベンチャー企業の人達の働き方を聞いて、信じられない世界だと思うのも無理はないのかな…なんて思っています。

新潟の平均年収は全国43位。

知ってましたでしょうか。新潟の平均年収は全国でも最下層です。
新潟県の平均年収/生涯賃金データ |転職ならDODA(デューダ)

ちなみに新潟県の土地面積は、全国で5位。人口は15位です。

新潟県の中でも都市部にあたる新潟市は81万人の人口を抱えており、全国790ある市区町村の中でも、上位15位にランクインしています。
【市】人口・面積・人口密度ランキング

都市の規模に比べて、起業率も、平均年収も低すぎます。

新潟の多くの企業が歴史ある安定企業だとすれば、おそらくその多くの会社がきっちりと年功序列なのでしょう。

新潟の意欲ある若者が東京に出てしまうのは仕方の無いことだと思うし、新潟で働くということ、新潟でキャリアを積むことに前向きになることも難しいと思っています。

もちろん、新潟の企業の中には、長い歴史の中で積み重ねたブランドを活かしながらも、常に挑戦し続け、イノベーションを起こし続けるような企業もあると思いますが、「多くはない」と思うのです。

新潟でも仕事で夢、語れるようになろうよ

多くの人達は、社会人になってから、40年以上も仕事をし続けることになります。

すでに事業が確立された会社では、新しいことに挑戦する機会も少ないし、年功序列じゃ頑張ったって評価されにくいし。

なんとなく言われたことだけやるような40年を過ごすことに絶望を感じないのでしょうか?

でも、きっと、新潟にモデルとなる会社が少ないのです。

若い人達が高い意欲と目標を持って、仕事をしている会社が。

若いうちからチャンスをつかみ、多くの挑戦をしながら成長できる会社が。

全国に通用するようなスキルや、キャリアを積める会社が。

何より、新潟に、仕事で夢を語れる大人達が少ないように思うのです。

クーネルワークが何を目指すのか

vision

クーネルワークは、「地域社会と共に生きるインターネット企業」として、一つの理想像を確立する、ということを企業理念としています。

新潟と共に生き、新潟の人達の誇りとなるようなインターネット企業を作りたいと考えています。

その為の複数あるミッションの一つとして、以下の内容を織り込みました。

新潟の若者が憧れる企業としてのシンボルとなり、 仕事で輝く若者を一人でも多く輩出する 〜 成長し続ける組織の中で、個人としても日々成長を実感できるような環境を作る 〜

そのために、採用活動、人材育成、企業広報やブランディングなどに全力で取り組んでいくつもりでいますが、何よりもまずは、自分たちが意欲をもって、日々成長し、生き生きと働けていなければ、若い人たちの憧れる社会人にはなれないと思うのです。

こんなことを言うのもなんですが、クーネルワークのオフィスは不夜城です。

朝は10時からと遅めではありますが、静まり返った新潟の閑静な住宅街の中で、毎日毎日、夜中まで明かりが消えることはありません。

なんでそんなに働くのか。

会社としてのビジョンがあり、部署としての目標があり、個人として実現したい夢があり、一緒に成長できる仲間がいて、必要としてくれるクライアントがいて、その中でもっともっとやりたいこともたくさんあって、できるようになりたいこともたくさんあって、いくら時間があっても足りないからです。

しかも、IT業界は日進月歩で技術の革新が進んでいく業界です。パソコンさえあれば参入できる業界ではあるけれど、ぼーっとしてるとあっという間に技術も、業界地図も変わっていきます。最先端だったはずのものが、あっという間に過去の遺物になることもあります。

常に新しいことに取り組んでいかないと、「生き残る」ことすらできません。

地方で創業し、資本力も知名度も無く、経験も浅い若いメンバーで、日進月歩のIT業界の中で私達がいつまでも生き残り、会社を成長させ続ける為には、今はとにかく頑張るしかない。

やる、と自分で決めたからやってるんです。みんなですごい会社作ってやろうぜ、なんて言って、夢中で、必死で取り組んでるところなんです。

なんというかベンチャー企業って、そういう仕事馬鹿な人がたくさん集まってる場所なんです。

そういう働き方、生き方もあるということを、新潟の若い子たちにも知ってもらいたいなと思っています。

真夜中に事務所の裏の空き地で焼きそばを作り始める不夜城の中の人達

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ベンチャー企業・スタートアップで成長したい人へ。

WRITER

谷 俊介

代表取締役 谷 俊介

この会社の代表取締役。1987年生まれのゆとり第一世代。
海城高校・上智大学法学部出身。

大学在学中から西新宿のITベンチャーでSEO/SEM・WEBマーケティングに携わった後、23歳の時に愉快な仲間達と新潟に移住し独立。気づけば立派なアラサー。