昼食を食べ終わっていざ仕事!ってときに訪れる眠気。
集中したいのに頭はぼんやり……。
辛い思いをしている人も多いのでは?
そんなワケで、今回は「午後に訪れる睡魔の対処法」についてです。
なんで食後は眠くなるの?
実は昼食後に眠くなるのには3つの理由があるようです。
1つは消化によって胃腸の血流が活発になり、脳の血流が滞りやすくなるから。
2つ目は血糖値が上がるため。ご飯を食べるとお血糖値が上がり、その血糖値を抑えるためにインスリンンが分泌されます。これが過剰分泌されると強烈な眠気がやってきます。
3つ目は生活リズムの影響。人間は起床後約8時間後に眠くなるように出来ているそうです。
5時に起きれば13時、6時に起きれば14時、7時に起きれば15時が眠くなる時間帯です。
では、眠気対策をどうすればいいの?
・食事に気を使う
まず、気をつけるべきが食事です。
お腹いっぱい食べると胃に負担がかかり、それだけで眠くなります。
食べる量は必ず腹8分目に抑えましょう。
早食いもやめましょう。
早食いは眠気以外にも太りやすくなったり、
口臭などの原因にもなったりします。
仕事が詰まっていたりすると早食いしたくなるかもしれませんが、
胃に多大な負担がかかるのでやめましょう。
そして昼食中の水分を減らすことも重要です。
水を沢山飲み過ぎると消化液が薄まり、消化活動を妨げるそうです。
食事中は味噌汁やスープなどで水分を補給しましょう。
・ガムを食べる
ガムを食べることも対策のひとつです。
よく噛むことで脳を刺激し、血液の循環を良くすることができます。
・立ち上がって動く
10分間の散歩は、体内のエネルギーを活用し、
人間を覚醒状態へ切り替える効果があるということが
カリフォルニア州立大学のロバート・セイヤー教授の実験で分かりました。
外出出来ない場合は立ち上がって
少しでも体を動かすことが効果的だと思います。
・ツボを押す
個人的には百会(ひゃくえ)、風池(ふうち)、湧泉(ゆうせん)
というツボが効きやすいかもですね。
・仮眠を取る
今まで対策を書きましたが、
一番手っ取り早く効果的なのは仮眠を取ること。
睡魔に襲われダラダラと仕事を続けるよりも
スパっと仮眠をとった方が仕事の効率は良いです。
仮眠は5~25分程度が良いそうです。
起きれないかもしれないのでアラームをセットしましょう。
もし仮眠が取れない場合でも、
10分間目を閉じて休むだけでも効果はあるそうです。